子どもの成長期の痛み
成長痛は、3歳から5歳くらいの子どもがよく訴える膝や足の痛みです。夜になると足の痛みを訴えることが多く、10才を過ぎると痛みを訴えることは少なくなるといわれます。成長痛という名前は、子どもの成長期の痛み、ということからつけられたもので、骨の成長とは直接は関係ありません。成長痛の症状の特徴をみてみると、成長痛は膝の周囲、太もも、足の部分の痛みがほとんどであり、ある調査によれば、膝関節から足首までの痛みが全体の8割を占める結果となっています。痛むのは、主に夕方から夜にかけてが多く、大声で泣き叫んでも次の朝にはケロッとしているのが成長痛の特徴です。痛む箇所が変わることもよくあります。
成長痛の原因として、成長過程そのものが痛みの原因になるとはあり得ず、不適切な病名との指摘もあります。小さい子どもは骨、関節、筋肉が未完成でやわらかくできていますが、活発な動きで疲れがたまって、痛みの原因となると考えられます。成長が原因でなく、運動のし過ぎや心理面が原因と考えられています。
成長痛には、特に治療法はありませんが、痛いところをマッサージしたり、温湿布などで温めたりすると痛みが楽になることもあります。ただし、痛みが長期間続いたり、痛みがかなり強い場合は、鎮痛剤を使うこともあります。成長痛以外の病気の場合もありますので、まずは小児科や整形外科に診てもらいましょう。
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